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筋力低下に対するアプローチで知っておきたい!【特異性の原則】

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こんにちは!

患者の年齢層に関わらず筋力低下に対して運動療法を実施することは多いですよね。

医師も筋力の改善を一つの指標として、リハビリにオーダーしてくる事も多いです。

 

先日、私の勤務するクリニックの後輩も、前十字靭帯断裂の術後患者に関して医師から筋力が改善していないと指摘されたと相談してきました。

後輩の話を聞くと、大腿四頭筋やハムストリングに対して特定の収縮パターンでしか刺激を入れれていないようでした。

そのため一定の動きや角度ではある程度の筋収縮は出ていましたが、それ以外となると全然収縮が弱い状態でした。

 

これは筋肉の特異性を考慮できていなかったんですね。

この記事では筋力低下に対してアプローチする際に知っておきたい筋肉の特異性の原則についてお伝えしていきます。

目次

特異性の原則

特異性の原則とは、ある種の能力は同類のトレーニングによって効率的に高められるという原則です。

筋肉の特異性の原則に関しては、以下の3つを押さえておきたいです。

  1. 収縮様式の特異性
  2. 収縮角度の特異性
  3. 動作様式の特異性

詳しく見ていきましょう!

 

収縮様式の特異性

筋の収縮様式には等尺性収縮、短縮性収縮、伸張性収縮や等張性収縮、等速性収縮などがあります。

収縮様式は様々ありますが、いずれかの収縮様式でトレーニングを行った場合、そのトレーニングと同一の収縮様式における筋力の増加率は、他の収縮様式でのトレーニングでの筋力の増加率に比較して高いとされています。

つまり等尺性収縮で筋力トレーニングを行えば等尺性筋力が最も増加し、短縮性収縮で筋力トレーニングを行えば短縮性筋力が最も増加するというもの。

そのため単一の収縮様式でのみ筋力トレーニングを行っていれば、その他の収縮様式での筋力の増加は十分に見込めません。

様々な収縮様式で筋肉に刺激を入れていくことが重要になってきます。

収縮角度の特異性

筋力はトレーニングを行った角度における増加率が最も高くなるというもの。

そのため膝疾患に対して行うパテラセッティングでは、行った膝伸展域のみの筋力増強しか見込めないことになります。

特定の角度だけでなく、様々な角度・可動域全域においてトレーニングを行う必要があります。

私の後輩もACL断裂術後患者に対して、膝伸展域での大腿四頭筋の筋力はトレーニングできていましたが、深屈曲域での伸展伸展筋力をトレーニングできていなかったため、医師から指摘されることになったのです。

MMT-tでのブレーク法だけの評価では、筋力低下を見逃してしまいますよね。

動作様式の特異性

ある動作の筋力を増加したいならば同じ動作でトレーニングをしないとトレーニング効果は低くなるというもの。

その動作に関与する筋群をそれぞれ強化するよりは、目的とする動作そのものを繰り返し行う方が効果的なんですよね。

これはスポーツをされている方は経験的にも理解できるのではないでしょうか?

その競技特有の筋肉の付き方ってありますよね!?マラソンをされている方のふくらはぎとか。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

お伝えした特異性の原則は筋力低下に対してトレーニングを行う際には押さえておきたいポイントになります。

筋肉の特異性の原則を考慮して、トレーニングを行ってみて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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