セラピストの皆さん、読書してますか?
もちろんリハビリ関係の専門書は読まれていると思います。
セラピストの皆さんは勉強熱心ですからね!
しかしビジネス書や自己啓発本など、リハビリ関係以外の書籍を読む機会はありますか?
そんなの読んでも臨床には役立たないし必要ないし、そもそもそんな時間ないよ!って言われそうですが…
しかし私は、リハビリの専門書以外の読書がものすごく重要だと考えています。
この記事では私が読書をオススメする理由、読書の仕方を書いていきたいと思います。
なぜ読書が必要か?
なぜ専門書以外の読書が必要か…
私が考える読書が大切な理由は以下の通りです。
- 人としての幅が広がる
- 憧れの人、著名人の考えに触れられる(刺激になる)
- 社会の仕組み、流れがわかる
それぞれについて説明したいと思います。
人としての幅が広がる
これは読書で得られる一番の利点だと考えています。
人と関わる仕事をしているセラピストとして必要な要素として、“人間力”が挙げられると思います。
人間力が高まれば、人の気持ちを察することができる、人に好かれやすくなる、思いやりが持てる、周りからの信頼感も絶大になります。
この人間力を高める方法の一つに読書が挙げられます。
一人でいると自分の考えでしかものを考えることが出来ません。
しかし読書をすることで様々な人の考えを知ることで、物事を様々な視点から考える力を鍛えることが出来ます。
それによって知識が増えるだけでなく、共感する力や幅広い視野を持つことができます。
書店に行けば様々なジャンルの書籍が並んでいます。ビジネス書、自己啓発書、会話術の書籍、コミュニケーションの書籍など本当に多くのジャンルの書籍に出会えます。
これらの書籍を読むことは、今の自分を成長させる一助になると思います。
どんな本から読めば良いのか
誰しも完璧な人間はいないですし、必ず弱点や苦手なことは存在します。
まずは自分の弱点、苦手なことを克服するような書籍を読むのが良いかと思います。
私であれば、口下手なところに悩んでいました。
そのためまずはコミュニケーション術や会話術などの書籍を読み進めることからはじめました。
ただ悩むだけでなく、口下手を克服するヒントが書籍の中にはありました。
あとは書籍の中で良いと思った方法を実践することで、克服を目指しました。
こういったように、まずは自分の弱点や苦手なことを克服するための書籍を選ぶのはどうでしょうか?
憧れの人、著名人の考えに触れられる
皆さんもこの人の様になりたい、この人の考え方が好きだという憧れ・尊敬する人がいると思います。
ソフトバンクの孫社長、ホリエモン、サッカーの本田選手、将棋の羽生善治さんなど…
そういった人の考え、行動、生き方が知りたいと思った時にどうしますか?
TVでその人の特集などが組まれることもあるかも知れませんし、人によっては講演会などされることもありますが、なかなかそんな機会ないですよね?講演会なら、場所によっては参加するだけでかなりの費用が掛かることも…
また直接会って話すなんてまず難しいですよね。会えてもわずかな時間で、あまり多くの考え・生き方を知ることが出来ないですよね。
しかし書籍だとどうでしょうか?
わずか数百円から千円ちょっとで、憧れの人・著名人の考え方や生き方を知ることが出来ます。
非常にリーズナブルで、刺激をもらうことが出来ます!
この点も読書のメリットですね!
※もちろん直接会うことで、その人が放つ言葉・エネルギーを感じることも重要です。
社会の仕組み、流れがわかる
これは読む書籍の種類にもよりますが、ビジネス書や保険関連の書籍などを読むことで社会の仕組みを学ぶことが出来ます。
リハビリ業界も社会の中の、医療という枠組みの中の一部でしかないですから、社会からみると本当に小さい世界です。
ですからもっと社会のことを知ることは重要です。
ただ社会の流れは、最近では本当に速いスピードで変化しています。
書籍だけではこの流れにはついて行くことは不可能ですから、情報を様々なところからキャッチできる様な準備は必要ですね。
効率的な読書方法
私がオススメする効率的な読書方法は、多読を目的とした読書方法です。
この辺の詳細は、本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」を読まれる事をオススメします。
まとめると書籍の構成や目次を理解し、不必要な部分は読み流す、必要な部分にはドッグイヤーや書き込み、重要部分をまとめることで効率的に読み進めることが重要ということです。
普段の臨床や家事や人付き合いで、読書する時間も少ないかも知れませんが、隙間時間を見つけて読書をする事を強くオススメします。
直ぐに結果はでないかも知れませんが、今後の人生に必ず役立ってきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!