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知っておきたい!健康のために必要な歩数は?

健康のためにウォーキングを取り入れている方は多いかと思います。

万歩計やアプリソフトを使って毎日、歩数を記録している方もいらっしゃいますね。

普段、リハビリを担当している方からも「毎日頑張って歩いています!」「昨日は◯歩、歩きました!」と、話される方も多いです。みなさん、ウォーキングの意識が高いなと感じています。

それと並んで「一日、何歩くらい歩いたらいいんですか?」「1万歩歩以上は歩いた方がいいんですか?」と聞かれることも多いです。実際、どれくらい歩くのが良いのか悩みますよね。

患者さんの話を聞いていても何となく、1万歩という数字がイメージされている印象です。

そこで、ここではウォーキングに関する現状や健康に必要な歩数を紹介していきたいと思います!!

日本人の平均の歩数は?

まず日本人の平均歩数を見ていきたいと思います。

厚生労働省が行った調査による、1日平均で男性8,202歩、女性7,282歩と言われています。

筆者の住む地域は、主な移動手段が自動車ですから、正直この平均歩数よりもっと少ない方が多いと感じています。(よく都市部にいくと都会の人は、本当に良く歩かれているなと思います 笑)

ちなみ1日1万歩以上歩いている人の割合は、男性29.2%、女性21.8%だそうです。

この数字、みなさんは多いと感じましたか?少ないと感じましたか?

健康のために必要な歩数は?

厚生労働省のプロジェクト「健康日本21」の中で、理想的な歩数は「1日1万歩」とされていました。

この根拠は、海外の研究から週あたり2000kcalを消費する運動が推奨されており、1日あたり約300kcalに相当する歩数が1万歩であるとされている事によります。1万歩も歩いて300kcalしか消費されないなんて、ちょっと驚きですね!

このことから、みなさんも1万歩以上歩くことが健康に良いと、何となくイメージしているのかもしれませんね。

ただこの指針が示されたのが、20年近く前のことです。この間に様々な研究がされ、ウォーキングの歩数に関する新たな見解も出てきました。

1日1万歩は歩き過ぎ!?

最新の研究によって、歩き過ぎが逆にカラダに負担をかけることが分かってきたようです。

東京都健康長寿医療センター研究所の青栁幸利氏によると、1日1万歩歩くことによって膝や腰の痛みを招いたり、疲れがたまり免疫機能が低下するそうです。

健康のために理想的な歩数は1日8000歩

青栁氏による2000年からの追跡調査から導き出された、1日の理想的な歩数は8000歩だそうです。

この1日8000歩のウォーキンオを行った地域では、2012年5月の段階で1人あたりおよそ2万3160円だった70歳~74歳の方の医療費が、2年後の2014年5月には1人あたりおよそ1万6260円まで下がったそうです。

こういった事から8000歩が理想的な歩数として考えられるようになったそうです。

1日の歩数が少ないとどうなる?

健康のために1日8000歩程度が必要ということは、分かりました。それでは逆に、歩数が少ないとどうなるかを見ていきましょう。

日常生活における歩数が4000歩以下の人は、特に怪我や病気がなくても筋力が低下していくと報告されています。

少なくとも4000歩以上は歩くことが大切になってきますね!

骨折などで数週間ギプスを巻いた人、入院で数日〜数週間安静にした経験がある人ならわかると思いますが、かなりお尻の筋肉や足が細くなってビックリした経験があるかと思います。

 

それだけ歩行が我々の健康のために大切ということが分かりますね!

 

一万歩歩くのと同じ効果の運動は…?

ちなみに1万歩歩くのと同じだけの筋活動を得るには、SLRという運動であれば、1000回以上は回数を行う必要があると言われています。

SLR運動

この足上げを1000回以上繰り返すのは、なかなか難しいですよね…

ウォーキングって意外と効率的で効果的な運動なんですね!

まとめ

  • 日本人の1日平均歩数は、男性8,202歩、女性7,282歩
  • 健康のために理想的な歩数は、「1日8000歩」
  • 1日の歩数が、4000歩以下だと筋力が低下していく!
  • ウォーキングを他の運動で補おうとすると、かなりの運動回数を行わないといけない!
  • 歩数を目標とするだけでなく、継続的な運動を行うことも大切

 

忙しい毎日ですが、1日8000歩を目指してウォーキングで健康を目指しましょう!!

最近は便利なアプリもありますので、ぜひ活用してください!